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ら.ら.ら.LA Taiko Workshop [太鼓]

11/2 LA祭太鼓コンサート翌日
共演した光心太鼓さんの稽古場である体育館をお借りして
公開ワークショップをさせていただきました

午前 締太鼓 初中級
午後1 締太鼓 中上級
午後2 中太鼓 助六斜め打法 盆太鼓


日本では 芸と言えば 一人の先生に従い突き詰めていくもの
乗り換えはどの世界でもあるけれど あまり良しとはされない
一方 海外のチームの多くは
流派をあまり限定せず 打法も様々 使っているバチも楽器も 千差万別
色んな指導者に指導を受け
その中でそれぞれのカラーを模索していることが多く
さまざまなスタンスで太鼓に関っています

指導するということに関して いつも感じますが
ある意味 私はテーブルの上におかずを乗せるだけ

その後
口に含む/噛み砕く/飲み込む/時間をかけて胃と腸で消化する
/血や肉となる

口に含んだ以降のことは 相手の体の中のことだから任せるしかありません
たまに 消化を促して つんつん横腹を突いたりして。。。


サイドディッシュは毎回異なりますが
【定番メニュー】はズバリ 大江戸助六流打法
美しく。 いい音を。 リラックス自然体で。 全身で。
…… 打ち抜く!!!

美味しく召し上がってもらえたでしょうか?

初めてバチを握る方から 太鼓を仕事にしている方まで 
幅広い層に参加頂きましたが
前日の公演で疲れているだろうLAのメンバーも含め
玉の汗を流してました


大切なことは 口では10分あれば説明できても
実感してもらえるまでは 10日あっても足りない
求める音が出てくるまでには 10年かかるかもしれない
時間はいくらあっても 足りません


稽古って基本的に 単調・苦痛・孤独 なもの
(もちろん 太鼓があなたの前にある限り 
 本当の孤独(一人)ではないのだけど)

今回 ワークショップを終えて
楽しかった!と言ってくれた方が何人もいたけれど
実は見つけてもらいたいものは 楽しくないものの中に潜んでいて
それが
和太鼓が単なる運動でなく 芸である大きな理由


発散 より 抑制
意識・動きの幅を 狭めること・制限すること の美意識
それを得るための繰り返しの地味な作業

でも その楽しくないものの先にあるものは
すっごく きらきら輝くものなのよね〜〜〜


みなさん また次会う日まで!
私も精進したいと思います!


場所をアレンジして下さった光心太鼓さん
楽器運搬&運営をしてくださったLA祭太鼓さん
遠くはアリゾナやサンディエゴから参加されたみなさん
みなさん本当に ありがとうございました!

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