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ありがとうございました 安らかに… [太鼓]

真田 実 さん
さなだみのる さん

舞踊家だった彼が出した新聞広告で 全ては始まった


彼がいなかったら 

助六太鼓は生まれていなかったかもしれないし
生まれていても今の助六の芸風はなかったし
助六初代はじめ 全ての助六に関わった人たちの人生も 
太鼓界の歴史も
大きく変わっていた と言っても過言でない


そんな大切な方が 亡くなりました



真田さん独特の 嗄れたやわらかい声
今でも耳に響いている

「ありがとう。本当にありがとう。
 こんなジイさんを表舞台に連れ戻してくれて。
 おかげで私が夢見ていた和楽器の芸能集団が、こんなに立派に、
 素晴らしい舞台を繰り広げているのをこの目で見られて、本当に
 嬉しい。ほんとうによかった。大江戸助六太鼓が今のようになって、
 本当に嬉しいね。夢のようです。」



彼の作った新音太鼓は一年足らずで霧散し
次のマネージャーによって助六太鼓となり
長い年月が流れた

縁遠くなっていた真田氏との交流が再開したのは 2006年 
宗家小林の太鼓道50周年記念パーティーに際して
関係者へのインタビューを企画させていただいたことから

以来
コンサートで 現在の大江戸を叱咤激励してくださり
事務所にも 夏の盆踊りにも ふらりと顔を出してくださり
新年会に出席してくださったり。。。



真田先生のお名前は しっかり歴史に刻まれています
どうか 安らかに お眠りください



合掌 2014年3月



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私ごときが とも思いつつ
太鼓界の貴重な史実を 何かの形で世に残さないとと
7年前のインタビューを読み返して思っている

タグ:助六の誕生
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