昨日のこと

昨日の夜　稽古場をあとにして
ふらっと　足が国会議事堂前に向きました

駅から　えらい距離歩いて　最後尾につきました
11,000人いたらしいです

前には　笛とトライアングルを持った女性
なるほど
太鼓はうるさすぎて駄目だけど　
チャンチキなら　よかったかな。。。ちらっとよぎる


２歳くらいの男の子を抱いた若いパパ
父「あそこの建物にいる人に、やめてってお願いしにきたんだよ」
子「おねがい、きいてくれるの？」
父「きいてくれるかわからない」
子「パパ、がんばって」
父「でも○○が疲れたら帰るよ」
子「ぼくは、だいじょうぶ。だから、パパがんばれ」
父「よし、がんばるぞぉ」

家族連れ　たくさんいました


デモというと　つんざくような拡声器のイメージですが
先頭の拡声器の声は数百メートル先
近くの数十メートルが　声を掛け合っています

思い思いのプラカードや旗を掲げて　黙々と立っている人
ペットボトルで音頭をとる人　さまざまです
集合体としてのデモというより
ひとりひとりのやり方で　そこにいる感じでした


私もつぶやくように声を出し始めてみました
大声を強要しない雰囲気が　しっくりきました
大真面目なんですけど　たまに　前後の音頭が変な拍子にずれて
どっちにつこうか迷って


兎にも角にも　

淡々とここにいることが　ひとつの意味です



初のデモ参加でしたが
印象が　全く変わった日となりました　

声が届かせたいところに届かなくて
その結果に　ため息が出てしまうかもしれないけど
次に　大きな深呼吸して　日常をすすまにゃ〜いけませんね


ここ　東京に　生きてる
みんなそれぞれ　そこに　生きてる
みんな　それぞれ　です

デモの解散も　粛々としたものでした


やけどや切傷が深すぎるとき　すぐには気づかないのです
びっくりするほどの鮮血が出てきてようやく気づく
でも　痛みはいつまでも深く長く続くのです


怒りや絶望は　それほど深いということ　でしょうか。。。

少しでもよい明日のために
おやすみなさい

タグ：原発再稼働 デモは粛々と進んだ