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恒例 夏のワークショップ 2015 [太鼓]


2015/8/20(金)〜25(火)
第26回大江戸助六太鼓ワークショップin白馬 が終了しました

今回の瑞穂クラスのテーマは『天国と地獄』

昨年
稽古場入口に ガムテで応援メッセージを貼りました
昨年は『GAMBA!』と『GO!』でした

今回も貼ろうと ガムテープを手にした時出てきた言葉が
『天国へヨウコソ!』
自分自身 全く予期せぬ言葉でした

とりあえず貼ってから
そうか この部屋は地獄になるのか。。。と
怪しい笑いをひとつ…??!!
そこで 隣の部屋は 今度は確信を持って
『ジゴク=ゴク楽』

これで今回のキーワードが決まりました
参加者のみなさんが到着する ほんの1時間前のことです

  ☆ ☆ ☆

でも実際に中身が見えてきたのは
お稽古場に入ってみなさんの音を聞き 動きを見た その夜のこと

しかも2日目夜には 中間発表しないといけないという
自分達で決めたにもかかわらず 過酷なプログラムでしたので
焦りつつ やりながら 少しずつ形を作っていったと言う感じです


具体的に何をやったか 簡単に言うと

同じフレーズを
地獄 現世 天国 3段階に打ち分ける ということ

実際のお稽古では
フレーズが ドロドロしたところからハッピーな雰囲気へ
変化していくとき 
音のツブが揃うと さらにワクワクしました

初めに地獄のアレンジを加えた時が 一番それっぽかったですね
何回もやり続けると怖さが半減してしまって 勿体なかった
打つことでの表現の難しさを 目の当たりにしました

表現の幅 音で伝えられることは 想像よりも広いです
どこまで演奏者が 想像の翼を羽ばたかせることができるか
どんな技術と音楽的要素があれば その表現が可能になるのか
参加者のみなさんの身体を通して わたしもチャレンジさせて頂きました


 ★ ★ ★

もしかしたら
ワークショップ自体 地獄だ
と言う過去の参加者の方もいるかもしれません

手はズル剥け 全身疲労と寝不足で頭がふらふら
足の裏にもマメができて 長時間 立っているだけでも辛くて
何でこんなことやっているんだろう も〜う! 
って思う瞬間もあるでしょう

でも 天国と地獄は 常に紙一重
稽古後の 虚脱感と達成感の中毒性は
地獄が天国になる瞬間ではないかしら とも思います


地獄の鬼は本来 人を苦しめるためにいるけれど
ワークショプの鬼は 
血の池にいる人たちが 垂れている蜘蛛の糸に 早く気が付くよう
あれやこれや 手を尽くすためにいるともいえるので
実は 鬼に身をやつした天使(お釈迦様)だったりして!?


  ◆ ◇ ◆

さて今回は 4日目の特別企画
「カシラの話を聞こうvol.I(仮)」も 昔の写真と共に楽しんでいただき

雨の合間を縫って キャンプファイヤーも花火もできて大満足!
全員参加の締めの線香花火では
海外からの参加者が「なんか日本人そのものだね」と
言っていたのにジーン〜 涙)

発表会 
昌史さんクラスは会場全体を使った発表で 観客はサラウンド!
すごかったなあ。。。
最後に盆太鼓でしめくくれたのも よかったですね

蛇足ですが
今年は 昌史さんがワークショップ前乗り当日朝に
シンガポールから帰国というハードスケで
準備中も本当にWSに始まるのかな???という感じでしたが

やはり 白馬のあの場に移動すると
いつも通りの いつも以上に順調で充実した回になりました

ある意味 年に一度の 他には無い一大イベント
色んな事情を抱えながらも 集まれた方達との大切な時間を
共有できたこと
その中で自分も成長させて頂いていることに 感謝です


お疲れさまでした!!!
ありがとうございました
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